【箱根駅伝2区】青学大が首位死守 東洋大・服部勇2年連続区間賞

[ 2016年1月2日 10:10 ]

第92回箱根駅伝往路

(1月2日)
 第92回箱根駅伝の2区(神奈川・鶴見中継所~戸塚中継所)は、トップでタスキを受けた青学大の一色恭志(3年)が落ち着いた走りで首位を守り、3区へとつないだ。激しい2位争いを繰り広げた東洋大・服部勇馬(4年)と山梨学院大のドミニク・ニャイロ(1年)にじりじりと差を詰められた一色だったが、自らのペースを守って1時間7分35秒のタイムを記録した。

 トップから1分12秒差の10位でタスキを受けた山梨学院大のニャイロが猛烈なスピードでまたたく間に8人抜きを達成。2キロ過ぎまでに東洋大・服部勇、早大の高田康暉(4年)らをまとめてかわして一気に3位に浮上すると、6キロ過ぎには明大・木村慎(4年)を歩道側からかわして2位へと順位を上げた。しかし東洋大・服部勇も意地を見せて13キロ地点で追いつき、その後20キロ手前でスパートをかけてニャイロを引き離して2位に浮上。ニャイロを置き去りにした服部勇はトップを走る青学大・一色の背中を必死に追ったが届かず、23秒差の2位。それでも1時間7分4秒で2年連続の区間賞に輝き、弟・服部弾馬(3年)にタスキを託した。ニャイロは1時間7分20秒で区間2位。

 山梨学院大が3位、4位明大、5位帝京大と続き、駒大は6位に順位を上げた。5位でタスキを受けた早大は高田が失速して首位と4分差の14位だった。

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2016年1月2日のニュース