15歳稲見が好発進 「普通にやろうと心掛け」首位と1打差2位

[ 2015年6月24日 05:30 ]

1打差の2位につけた稲見(日本ゴルフ協会提供)

ゴルフ日本女子アマチュア選手権第1日

(6月23日 北海道北広島市 札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース=6401ヤード、パー72)
 中京テレビ・ブリヂストン・レディースでベストアマになった稲見萌寧(もね、15=日本ウェルネス高1年)が6バーディー、1ボギーの67で回り首位に1打差の2位と好発進した。勝みなみ(16=鹿児島高2年)は71で16位。西山美希(22=専大4年)が66で単独首位に立った。

 15歳の稲見が好スタートを切った。4番でボギーが先行したが、パー5の5番で取り返すと、7番から3連続バーディー。12番パー5でも伸ばし、最終18番は5メートルのパットを沈めてバーディーフィニッシュ。67で回り「ドライバーはイマイチだったけど曲がり幅が少なかったので2打目で(グリーンを)いい感じで狙えた。バーディーチャンスは1~2メートルだった」と満足そうに振り返った。

 5月の中京テレビ・ブリヂストン・レディースで10位に入りベストアマを獲得。「普通にやればいいと思うようになった。飛ばしてやろうとするとミスが大きくなるので普通にやろうと心掛けたら良くなった」。プロの試合で得た自信がプレーに好影響を与えている。昨年は8強入りしたが今年の目標は「マッチプレーは何があるか分からない。(マッチプレーに進む)32位以内に入ればいい」と控えめ。力まず自分のゴルフを続ける。

 ▼競技方法 2日間で36ホールのストロークプレーを行い、上位32人がマッチプレーで争う決勝トーナメントに進出。1回戦から準決勝までは18ホール、決勝は36ホールで争われる。

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