ＮＢＡ　カリーが初のＭＶＰ　ウォリアーズから55年ぶり受賞

ＮＢＡの１４年シーズンＭＶＰに選出されたウォリアーズのガード、ステフェン・カリー（ＡＰ）

　ＮＢＡの１４年シーズンＭＶＰに今季６７勝１５敗の好成績を収めたウォリアーズのガード、ステフェン・カリー（２７）が選出された。ＮＢＡ６季目での初受賞。平均得点はリーグ６位の２３・６だったが、３点シュート成功本数（２８６）とフリースロー成功率（９１・４％）は１位でチームの大黒柱として活躍した。

　ウォリアーズからの受賞者は、本拠をフィラデルフィアに置いていた１９６０年のウィルト・チェンバレン以来５５年ぶり。投票は１位から５位までの５人連記（１位１０点、２位７点、３位５点、４位３点、５位１点の得点合計）で行われ、カリーのポイントは１１９８点。１２９人の投票者のうち１００人までがカリーを１位とした。次点はロケッツのジェームズ・ハーデン（２５）で９３６点（１位票２５）、３位はキャバリアーズのレブロン・ジェームズ（３０）で５５２点（１位票５）だった。

　カリーはデビッドソン大から０９年ドラフト１巡目（全体７番目）に指名されてＮＢＡ入り。父デル・カリー氏（５０）もホーネッツ（現ペリカンズ）やラプターズなどでプレーしたシューターで、通算１６シーズンで平均１１・７得点をマークしていた。