宮城MAX圧勝!史上最多7連覇へ好発進!日本車椅子バスケ

[ 2015年5月5日 05:30 ]

得点を決める宮城MAXの藤本(中央)

 内閣総理大臣杯争奪第43回日本車椅子バスケットボール選手権大会(スポニチ後援)は4日、東京体育館で予選リーグ(4グループ)16試合を行った。大会史上最多の7連覇を目指す宮城MAX(東北)は10大会連続11回目の得点王を狙う藤本怜央(31)の活躍などで広島Rise(中国)に73―25で圧勝し、不戦勝を含め2連勝。偉業達成へ向け、快調な滑り出しを見せた。昨年準優勝の千葉ホークス(関東)も7年ぶりの王座奪還へ同じく連勝スタートを切った。

 欧州帰りの宮城MAX・藤本が国内復帰初戦でチーム最多の24得点を挙げ、日本代表候補5人を擁する最強軍団の中でもひときわ輝きを放った。

 「日本のトップレベルが集まる大会。その中でも存在感を出したいと思っていた」ドイツのハンブルガーSVで半年間プレー。その間、主力としてドイツ杯準優勝に貢献するなど欧州勢に負けない高さとパワーを身につけた。

 4日前に帰国したばかり。まだ時差ボケによる体の重さは解消されていないが、ドイツでの厳しい鍛錬で20キロ減量した体は以前とは別人。スピード面でも大きな成長を遂げた。

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