桐生 9秒台ならず「自分の実力不足」「土台づくりが甘かった」

[ 2015年4月19日 15:11 ]

男子100mで2位に終わった桐生は苦笑い

 陸上の織田記念国際最終日は19日、エディオンスタジアム広島で行われ、3月のテキサス・リレー男子100メートルで3・3メートルの追い風参考ながら9秒87をマークした桐生祥秀(19=東洋大)は同種目決勝で10秒40の2位タイ。日本初となる夢の公認9秒台はならなかった。

 雨が降り、向かい風0・2メールのコンディションの中、桐生の動きはやや硬かった。

 「優勝を狙っていて、皆さんも9秒台へ応援してくださったんですけど、全然、自分の実力不足。(前日の200メートルに続き)また3番(実際は2位タイ)で終わってしまった。またトレーニングしていって、9秒台を出せるように頑張りますので、また応援してくださるとうれしいです」

 「大事なところで勝たないと意味がない。4月ということで、自分の土台づくりが甘かったかなと思う。しっかり、ここから世界陸上に向けて頑張りたいと思います」と前を見据えた。

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2015年4月19日のニュース