新国立の整備「自然に大きな影響なし」都が環境影響評価を説明

[ 2015年3月25日 10:44 ]

 東京都は25日、環境アセスメント評価委員会を開き、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(新宿区)の整備によって自然環境や景観に大きな影響はない、とする環境影響評価書案の概要を説明した。

 評価書案は「生物の生息環境は一部減少するものの、周辺も含めた地域として生態系の現況は維持される」「周辺地域の景観と調和する」と指摘した。

 ほかに武蔵野の森総合スポーツ施設(調布市)や選手村(中央区)も環境影響評価の対象とし、同様に悪影響はないとした。

 都は5月9日まで都民から意見を募集し、評価委員会の審議を経て、正式な評価書を決定する。

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2015年3月25日のニュース