優勝トロフィーは本物のギブソン　錦織「レッスン受けてみようかな」

メンフィスオープンで大会３連覇を達成し、ギター形のトロフィーを手にする錦織（ＡＰ）

男子テニスメンフィス・オープン・シングルス決勝 錦織６―４、６―４アンダーソン

（2月15日 米テネシー州メンフィス）
　メンフィスは“ロックの帝王”エルビス・プレスリーゆかりの地。これまでの優勝トロフィーは珍しいギター形で、今年はギターそのものがトロフィーとなった。

　メンフィスに工場のあるギブソン社の「ＥＳ―３３５」大会特別モデルが王者の証。大会側の遊び心に、錦織も「ギターは弾いたことがないけど、レッスンを受けてみようかな」とノリノリだった。

　▽ＥＳ―３３５　１９５８年にギブソン社が発売した世界初のセミ・アコースティックギター。ボディーが空洞のアコースティックギターと、１枚の厚い板をくりぬいて部品をはめ込んだソリッドボディー・エレキギターの“中間”にあたる。ブルースの大御所Ｂ・Ｂ・キング（８９）らが愛用。安いものでも２０万円程度。