錦織、3回戦進出!アジア勢初のツアー・ファイナル進出へ前進

[ 2014年10月30日 05:51 ]

マスターズ・パリ大会で3回戦に進出した錦織圭(AP)

 男子テニスのマスターズ・パリ大会第3日は29日、パリで行われ、世界ランキング7位の錦織圭(24=日清食品)は初戦の2回戦で同17位のトミー・ロブレド(32=スペイン)と対戦。フルセットの末に6―7、6―2、6―3で勝ち、3回戦に進出した。

 過去の対戦では錦織が2戦2勝と相性はよかったものの、ロブレドは先週のバレンシア・オープンで準優勝した勢いがあり、序盤は互角の戦い。第1セットはともにサービスゲームをキープしてタイブレークに。ここで錦織にミスが続き4―7で落としてしまう。

 続く第2セットも競り合いとなったが、3―2で迎えた第6ゲームにロブレドのサービスゲームをブレーク。さらに第8ゲームもブレークして、このセットを6―2で取り返した。

 第3セットは第1ゲームをキープすると、続く第2ゲームでブレークして主導権を握り、そのまま最後まで自身のサービスゲームを落とすことなく、ロブレドを振り切った。

 年間成績などの上位8人によるATPツアー・ファイナル(11月9~16日、ロンドン)にアジア勢初出場を目指す錦織は、年間獲得ポイントでは現在6位につけており、4強入りなら他の選手の成績に関係なく無条件で出場権を獲得できる。

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2014年10月30日のニュース