バスケ協会長代行も辞意表明 でも…丸投げ続き認められず

[ 2014年10月30日 05:30 ]

 国際バスケットボール連盟(FIBA)から男子のナショナルリーグ(NBL)とターキッシュエアラインズbjリーグの統合を迫られている日本バスケットボール協会は、東京都内で臨時理事会を開いた。今月末がFIBAへの回答期限のため提出資料を承認したが、統合の見通しは立たず、日本代表への国際試合出場停止などの制裁は必至となった。

 複数の理事によると、この日の理事会では丸尾充会長代行が辞意を表明。だが、23日に辞任した深津泰彦前会長に続くトップの“丸投げ”は問題だとの意見が出て認められなかった。

 丸尾会長代行は理事会後に会見したが、辞意についてはコメントせず。「(統合へ)私の感覚では3分の2以上は行っている」と話し「選手には申し訳ないと思う。きちっとしたメッセージを選手に出さないといけない」と謝罪した。

 リオデジャネイロ五輪のアジア予選は来年6月にも中国で開催。早期の制裁解除を目指すが、五輪への道が断たれる可能性もある。

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2014年10月30日のニュース