みなみ“貫禄”V 九州アマで苦しんだコースで69

[ 2014年10月15日 05:30 ]

16番でバーディーを決めガッツポーズする勝みなみ

 国民体育大会第3日は14日に長崎県立総合体育館ほかで行われ、台風の影響で1ラウンドとなったゴルフ女子は諫早市の喜々津カントリー倶楽部(6300ヤード、パー72)で行われ、日本ツアー最年少優勝記録を持つ16歳の勝みなみ(鹿児島高)が69で回り、篠原真里亜(福岡・沖学園高)とともに個人を制した。相撲の少年個人は高校総体準優勝の白石雅仁(千葉・専大松戸高)が初制覇。同団体は石川が5年ぶりに制した。レスリングの少年フリースタイル120キロ級は全国高校総体優勝の山本泰輝(静岡・飛龍高)が2連覇を達成した。

 勝が昨年の九州女子アマで9位と苦しんだコースで雪辱を果たした。「去年は(OB連発で)何打落としたか忘れるほどだった8、9番をきょうはパー、パーで切り抜けられた。難しいパーパットが入ったり1年間で成長したところを見せられた」とノーボギー、69の好プレーを喜んだ。

 仁川(インチョン)アジア大会、日本女子オープンと大舞台が続き、心身とも疲労は重なっていた。だが、競技中止となった13日にチームメートと長崎市内の有名中華料理店で昼食。「ちゃんぽん発祥の店だけど私が頼んだのは固焼きソバ。結構ボリュームがあって食べ終わるまで30分ぐらいかかった。でもおいしかった」と満喫。心身をリフレッシュして個人初優勝、さらに団体戦では鹿児島県を前年の22位から2位に躍進させた。次週はスポニチ主催マスターズGCレディース(23日開幕、兵庫・マスターズGC)に挑む。

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2014年10月15日のニュース