藍 今季最高12位!パットに光明「狙った所に打てている」

[ 2014年7月22日 05:30 ]

最終ラウンド、10番でバーディーパットを決め、ガッツポーズの宮里藍

USLPGAツアーマラソン・クラシック最終日

(7月20日 米オハイオ州シルバニア ハイランドメドーズGC=6512ヤード、パー71)
 19位から出た宮里藍(29=サントリー)は6バーディー、3ボギーの68で回り、通算9アンダーの275で今季自己最高の12位で終わった。5位で出たリディア・コ(17=ニュージーランド)が65と伸ばし、通算15アンダーで逆転優勝。今季2勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。賞金21万ドル(約2120万円)を獲得し、史上最年少で通算賞金100万ドルに到達した。 

 苦しんできたパットにようやく明るい兆しが見え始めた。68で回った宮里は24位だった3月の起亜クラシックを上回る、今季最高の12位と奮闘。「やっと自分らしいプレーができ始めている」と白い歯をのぞかせた。

 不振だったパットが今大会では「狙った所に打てている」という。7番では7メートルをねじ込み、バーディーを奪取。2メートル前後をきっちりと沈め6バーディーを奪った。

 賞金ランキングは前週は来季のシード権当落線上となる80位にいたが今大会で2万3045ドル(約232万円)を獲得し、計9万3001ドル(約939万円)で67位に浮上した。ただ、確かな自信をつかむには次戦のプレーが重要になる。「この試合をきっかけにしていけるように頑張る」と明るい表情で締めくくった。

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