メジャーの壁…松山 悔しい39位「やるべきことたくさん」

[ 2014年7月22日 05:30 ]

<全英オープン最終日>5番、イーグルパットを外しがっくりする松山

USPGAツアー第143回全英オープン最終日

(7月20日 英国ホイレーク ロイヤルリバプールGC=7312ヤード、パー72)
 昨年以上の結果を求めて挑んだ2度目の全英オープン。松山はメジャーの壁の高さを痛感する39位に終わった。

 前日はショットに苦しんだ。最終日こそ「だいぶ良くなった」と言うが、出だしの1番で第2打をグリーン左のセミラフに外すと、アプローチがショートし、3メートルのパーパットを決められずにボギー。6番パー3でも第1打をグリーン左奥のラフに入れてボギーを叩くなど、71で本調子には遠かった。

 昨年末に左手親指を痛めた影響で患部をかばいながらプレーを続けてきた。現在は痛みはないが、スイングに安定感がない。6月のメモリアル・トーナメントで米ツアー初優勝を飾った時は「ショットは取り戻せていた」そうだが、「その後また悪くなった」。今回もショットの不振の原因を探っており、スイングの修正が巻き返しへのカギとなる。

 次戦は31日開幕のブリヂストン招待。その後、今季メジャー最終戦、全米プロ選手権(8月7日開幕)に挑む。「まだまだやらなければいけないことがたくさんある。しっかりと調整したい」。今回の悔しさは次のメジャーで晴らすつもりだ。

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