19年ラグビーW杯の開催地に釜石市が立候補表明

[ 2014年7月4日 12:27 ]

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市は4日、2019年の日本開催が決まっているラグビーのワールドカップ(W杯)開催都市に立候補すると発表した。子どもに希望を与え、復興していく姿を世界に発信できるなどの意義があるとしている。

 立候補に対し「復興が遅れる」との懸念も出ているが、定例会見で野田武則市長は「仮設暮らしで再建のめどが立たない方の理解はなかなか得られていないと思うが、多くの団体の賛同がある」と話し、地元への説明会を開く方針を示した。

 釜石市に本拠を置くクラブチーム「釜石シーウェイブス」の前身、新日鉄釜石が日本選手権で7連覇している。立候補は今年10月が締め切りで、静岡県、京都市などが名乗りを上げている。

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2014年7月4日のニュース