白井 右足首痛も世界切符獲る!練習不足「気持ちでカバー」

[ 2014年7月4日 05:30 ]

右足首にテーピングをして練習する白井健三

 “ひねり王子”がピンチを気持ちで押し返す。体操の世界選手権(10月、中国・南寧)代表選考会の全日本種目別選手権が5、6日に千葉市の千葉ポートアリーナで行われる。昨年の世界選手権種目別床運動で金メダルを獲得した17歳の白井健三(神奈川・岸根高3年)は床運動と跳馬にエントリーし「できることをやって世界選手権の切符をつかみたい」と意気込んだ。

 しかし、2週間前の練習中に右足首をひねり、約1週間練習ができなかったという。「痛みは取れていない。不安はあるが失敗しない自信はある」と演技構成は変えずに挑む。床運動の派遣標準得点は16.000点と高く、着地が鍵を握る。予選から出場となる跳馬はこの日の練習で出場を決断し「2種目決勝で演技できるならば、気持ちでカバーしたい」と力強かった。

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