遼、ミケルソンと同組「緊張」57位 松山に複雑「悔しい」

[ 2014年6月3日 05:30 ]

最終ラウンド、9番でティーショットをミスし、クラブを離す石川遼

USPGAツアー メモリアル・トーナメント最終日

(6月1日 米オハイオ州ダブリン ミュアフィールド・ビレッジGC=7392ヤード、パー72)
 石川は75とふるわず57位で終戦。米ツアー通算42勝のミケルソンと同組で「緊張してしまった」と3番パー4では第1打を左の池に入れ、ダブルボギーを叩くなど前半はティーショットが乱れ、1度もフェアウエーを捉えられなかった。

 同学年の松山の優勝を受け自身のブログで「英樹が勝ちました!英樹&チームの皆さんおめでとうございます」と祝福した。今季から米ツアーに主戦場を移した松山を一番近くで見てきた一人だけに「練習ラウンドを毎週のように一緒に回っていて英樹から学ぶものがありました。技術は解説者ではないのでうまく伝えられませんが…。向上心が強い。一方自分はここ半年でその場しのぎのスケールの小さいゴルフをしていました。無意識です。それを気づかせてくれたのは英樹です」と続けた。

 しかし、「大前提として英樹が勝った、日本人が勝ったうれしさはあります!けど!けど!悔しいです」と本音も吐露。「悔しいと思うなら、うまくなってみろ!って自分に言います。言いました。すみません。これが今の気持ちです」と複雑な心境をつづった。

続きを表示

2014年6月3日のニュース