加藤&長島が現役続行を発表「まだ世界トップで戦えている」

[ 2014年5月30日 12:00 ]

スピードスケートの長島圭一郎

 日本電産サンキョースケート部が長野県内で新体制会見を行い、加藤条治(29)、長島圭一郎(32)の短距離両エースが現役を続行することを正式に発表した。

 ソチ五輪後に引退を示唆していた長島は4月中旬に決断に至ったことを明かし「辞めるつもりだったが、会長と話をさせていただいて、まだ世界のトップで戦えているということで現役続行となった。自分の持っているものを後輩たちに伝えながらやっていければ。1年1年頑張っていく」と話した。加藤は18年平昌五輪に向けて「新しく体を作り直していく。シーズンに間に合わなければ大会出場を見送ることも視野には入れている。様子を見ながら考えたい」と活動方針を示した。

 また、同部は中長距離の強化と、オランダの指導方法、育成環境を学ぶため、オランダのプロチーム「ニューバランス」に共同スポンサーとして参加し、高木菜那(21)、樋沙織(19)、新加入のウィリアムソン師円(18)の3選手が1年間オランダに滞在し、同チームメンバーとして活動することも発表した。オランダのチームと日本のチームが共同でチームを編成するのは初めての試み。高木は「オランダに行くからには世界で戦える記録を出せるように、力をつけて帰ってきたい」と意気込んだ。

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2014年5月30日のニュース