優勝は白鵬か、稀勢か 2敗対決で日馬反則負け

[ 2014年5月24日 19:18 ]

日馬富士(奥)が稀勢の里のまげをつかみ反則負け

 大相撲夏場所14日目(24日・両国国技館)白鵬は横綱対決で鶴竜を寄り切り、ただ一人1敗を守った。横綱日馬富士と大関稀勢の里の2敗対決は、日馬富士がまげをつかんで反則負けした。2敗で追っていた平幕の勢も関脇豪栄道に敗れ、優勝争いは白鵬と稀勢の里に絞られた。

 25日の千秋楽で白鵬が日馬富士に勝てば2場所ぶり29度目の優勝が決まる。稀勢の里が鶴竜に勝ち、白鵬が敗れると優勝決定戦にもつれ込む。

 横綱の反則負けは2003年名古屋場所で旭鷲山のまげをつかんだ朝青龍以来で史上2度目。

 関脇栃煌山は大関琴奨菊をはたき込んで9勝目。豪栄道は7勝7敗とした。十両は琴勇輝が3敗で単独トップ。

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2014年5月24日のニュース