エース佳純 中学生には負けられない 28日開幕世界団体戦

[ 2014年4月10日 05:30 ]

JA全農世界卓球へ向けた会見に出席した全農の吉永正信代表理事専務(前列左)、石川佳純(前列中央)ら代表選手

 スーパー中学生に負けていられない。28日に開幕するJA全農世界卓球団体戦(国立代々木競技場など)の日本代表が都内で会見し、壮行会にも参加した。

 女子のエース、石川佳純(21=全農)は、今大会に出場しない13歳の平野・伊藤ペアがワールドツアーの女子ダブルスで史上最年少優勝を達成したことを受け、「刺激になります。ホントに凄い!」と闘志を高めた。福原愛(25=ANA)が左足疲労骨折で今大会は欠場し、石川にかかる期待は大きい。しかも、大会のメーンスポンサーは、自身が所属する「全農」だ。「プレッシャーはあるけど、凄く覚悟を決めてやっています」と力を込めた。決勝で世界最強の中国を撃破するため、日本女子をけん引する。

 ≪華やかに壮行会≫会見に続いて行われた日本代表の壮行会は華やかなムードに包まれた。大会の冠スポンサーである全農の吉永正信代表理事専務(60)は「日本開催という地の利もあるし、今の若い選手は期待をパワーに変えられる」と激励し、乾杯の音頭をとった。

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2014年4月10日のニュース