じっくり攻めて3連勝 稀勢「まだまだこれから」

[ 2014年1月15日 19:11 ]

稀勢の里が寄り切りで隠岐の海を下す
Photo By スポニチ

大相撲初場所4日目

(1月15日 両国国技館)
 稀勢の里は2日目から3連勝と安定感を取り戻してきた。

 手足の長い隠岐の海との一番。得意の左四つで胸を合わせ「相手は懐が深いから、じっくりいった」と慎重に攻めた。相手のすくい投げで一瞬ひやりとしたが、上手を引いて力強く寄り切った。

 地元茨城県から駆け付けた後援会の声援も後押しした。「本当にいつもありがたい」と感謝し、残り11日間に向けて「まだまだ、これからですよ」と気を引き締めた。

 ▼理事長代行を務める九重事業部長(元横綱千代の富士)の話 稀勢の里は終始自分から動いていた。自分の相撲を取り切れば、調子も自信も上がってくる。いい方向に修正しつつ、よく頑張っている。

続きを表示

この記事のフォト

2014年1月15日のニュース