飯塚監督「4週間で最高の準備を」 アイホケ女子が強化合宿開始

[ 2014年1月9日 20:05 ]

強化合宿で、軽快な動きを見せるアイスホッケー女子日本代表

 ソチ冬季五輪に出場するアイスホッケー女子日本代表が9日、北海道苫小牧市で4日間の強化合宿を開始し、飯塚祐司監督は「あと4週間で最高の準備をしないといけない」と初戦まで残り1カ月となった本番を見据えた。

 ゴール前での2対2など実戦的なメニューを1時間半こなした。昨年12月に右肩を痛めたFW久保英恵や、左足親指を骨折したDF床亜矢可(ともに西武)も復帰した。

 飯塚監督は今月上旬に渡欧し、五輪で対戦するスウェーデン、ロシア、ドイツなどの出た国際大会を視察した。ライバルを分析し「レベルアップの幅はうちの方が大きい。今は手の届くところにきている」と目標のメダル獲得に自信を示した。

 チームは21日から横浜市で合宿して24日に渡欧。チェコ合宿を経てソチに入り、ロシアと強化試合を行う。この日の練習前に選手らは苫小牧市役所を表敬訪問し、主将のFW大沢ちほ(三星ダイトーペリグリン)は「スマイルジャパンらしく、ソチではメダルを目指して頑張ってきます」と宣言した。

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2014年1月9日のニュース