町田 会心の演技で2位発進「五輪に行くのは僕だと信じたい」

[ 2013年12月21日 22:28 ]

<全日本フィギュア>会心の演技にガッツポーズする町田樹
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フィギュアスケート全日本選手権第1日

(12月21日 さいたまスーパーアリーナ)
 会心の出来だったのだろう。演技を終え、片ひざをついて両手で顔を覆った後、町田はに何度も右手を強く握りしめた。

 第4グループのトップで登場。冒頭の4回転トーループ―3回転トーループのコンビネーションに成功すると、続くトリプルアクセルを鮮やかに決めるなどノーミスの演技で自己ベストを更新する高得点をマークした。

 「ミスが許されない舞台であれだけの“エデンの東”を演じられてうれしい」と町田。11月のロシア杯後、練習でもSPをノーミスで通したことがなく「すごく不安だった」と言うが、「オリンピックに行ける最後のチャンス。20年間やってきて、ここで逃げ腰になってどうるする、と自分に言い聞かせた」と、大舞台でほぼ完ぺきな演技を見せた。

 22日のフリーでは「火の鳥」を演じる。初の五輪切符を目指す23歳は「五輪に行くのは僕だと信じたい」と言った。

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2013年12月21日のニュース