行司に災難…口から出血 嘉風の“回転蹴り”が顔面直撃、転倒

[ 2013年9月25日 06:00 ]

常幸龍(左)に投げられた嘉風の左足が行司の木村晃之助(右)の顔面を直撃

大相撲秋場所10日目

(9月24日 両国国技館)
 幕内の常幸龍と嘉風の一番で行司が災難に遭った。

 常幸龍が左四つに組み止めて、右の小手投げで投げ飛ばすと、嘉風は頭から一回転。左足が裁いていた木村晃之助の顔面を直撃した。空手の胴まわし回転蹴りのような“技”を食らった晃之助は転倒。口から出血したものの、なんとか立ち上がって勝ち名乗りは上げた。場内も騒然となったが、腫れた口もとを押さえながら「最初は歯が折れたかと思った。消毒したら血が止まったし、歯は大丈夫です」と話した。

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