野口「表彰台を狙う」桐生「わくわくした気持ち」と意気込む

[ 2013年8月8日 18:46 ]

 陸上の世界選手権開幕2日前の8日、日本の有力選手がモスクワで記者会見し、10日の女子マラソンに向け、2004年アテネ五輪女王の野口みずき(シスメックス)は「順調に調整できた。出るからには表彰台を狙う。後は気持ちを高めていくだけ」と意気込んだ。

 ロンドン五輪16位の木崎良子(ダイハツ)は「最低限、入賞はしたい。最後まで先頭集団で走りたい」と意欲をみなぎらせ、5度目の世界選手権は初めてマラソンで出場する福士加代子(ワコール)は「できる限りのことはやった」と落ち着いた表情だった。

 10日に予選がある男子100メートルでエースの山県亮太(慶大)は「今季一番の走りをすれば自己ベスト(10秒07)は出せる」と自信を示し、17歳の桐生祥秀(京都・洛南高)は「わくわくした気持ち。高校生なので楽しく走り、たくさん経験したい」と笑みを浮かべた。

 11日の男子20キロ競歩で出場選手中今季トップの記録を持つ鈴木雄介(富士通)は「金メダルを目指せる練習をこなせた」と競歩初のメダル獲得に闘志を燃やした。(共同)

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2013年8月8日のニュース