全柔連理事 総退陣濃厚「しがみつくつもりない」「責任ある」

[ 2013年8月8日 06:00 ]

 新体制づくりを急ぐ全日本柔道連盟で、現職理事が次々と辞意を表明し、14日の臨時理事会での理事総退陣が濃厚となってきた。

 64年東京五輪金メダリストで中国地区代表の中谷雄英理事(72)は「理事職にしがみつくつもりはない。自分の意思で辞めたい」と明言。北海道地区代表の高梨幸輔理事(81)は「責任の一端がある。同じ顔ぶれでは何も変わらず、体制を一新させたとはっきり示すのが正しい道だ」と述べた。新理事6人を除く総退陣については14日の臨時理事会で話し合われるが、再任の可否については検討が続いている。

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2013年8月8日のニュース