大砂嵐、白星スタートに笑み「考えている通りの相撲取れた」

[ 2013年7月7日 16:57 ]

鬼嵐を攻める大砂嵐

大相撲名古屋場所初日

(7月7日 愛知県体育館)
 初のアフリカ大陸出身力士で新十両の大砂嵐が、力強い寄りで白星スタートを切った。立ち遅れたが左上手をがっちりとつかみ、鬼嵐を出し投げで崩して快勝。「土俵入りはどきどきしたが、取組は取組。考えている通りの相撲が取れた」と笑みを振りまいた。

 母国エジプトのピラミッドをあしらった化粧まわしでの土俵入りでも大声援を受けた。3日目からイスラム教徒に課される義務「ラマダン」(断食月)に入る注目力士は「まだベストじゃない。次はもっと(いい相撲を)取らないと」と浮かれる様子はなかった。

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2013年7月7日のニュース