セリーナ 1ゲームも与えず完勝!8強入り

[ 2012年9月5日 06:00 ]

女子シングルス4回戦で勝ち、観客の声援に応えるセリーナ・ウィリアムズ

テニス全米オープン第8日

(9月3日 ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 女子シングルスは4回戦で1ゲームも落とさずに完勝したセリーナ・ウィリアムズ(米国)らベスト8が出そろった。全仏オープン準優勝のサラ・エラニ(イタリア)は第6シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に競り勝ち、アナ・イバノビッチ(セルビア)は08年に全仏オープンを制して以来の4大大会8強入り。男子シングルスでロジャー・フェデラー(スイス)は対戦相手の棄権で準々決勝に進み、4大大会での連続8強入り記録を34に伸ばした。

 相手に1ゲームも与えず完勝したS・ウィリアムズは「気分よくできた。調子が上がってきた」とうなずいた。

 武器のサーブは試合を重ねるごとに球速を増し、この日は女子で今大会最速タイの199・5キロをマークした。強力サーブで8本のエースを奪い、リターンエースも11本決めた。4試合連続でストレート勝ち。圧倒的な強さを見せつけた。準々決勝は過去3戦全勝しているイバノビッチと対戦。「元世界1位で4大大会優勝者だから勝ち方を知っている」と相手を持ち上げたかと思えば、昨年の4回戦で快勝したことはよく覚えていない様子で「ここで対戦したの?ビデオを見てみるわ」と笑い飛ばした。

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2012年9月5日のニュース