塚田 初の首位発進「タイで家建てるくらい稼ぎたい」

[ 2012年7月27日 06:00 ]

第1日、5アンダーで首位に立った塚田好宣

男子ゴルフツアー サン・クロレラ・クラシック第1日

(7月26日 北海道小樽市 小樽カントリー倶楽部=7471ヤード、パー72)
 異色の経歴を持つ塚田好宣(42=フリー)が6バーディー、1ボギーの67で回り、呉阿順(27=中国)と並んで日本ツアー14年目で初の首位発進を決めた。アマチュアの松山英樹(20=東北福祉大3年)は1アンダーの71で30位。昨年優勝の池田勇太(26=日清食品)は3オーバーの75で98位と出遅れた。

 柔軟な発想で塚田が首位発進した。18番は2オンしたものの30メートル近い上りの距離が残ると、7Iで1メートルに寄せてパー。「ちょくちょくやりますよ。(グリーン上で)SWで上げたこともある」。型にはまらないスタイルは米ニューメキシコ軍事大にゴルフ留学しオーストラリアでプロデビューした異色の経歴と無縁でない。大会前にパターをピン型からネオマレット型にグリップも順手を逆手に替え、その効果で不振のパットもさえた。タイのコースのメンバーだけに「タイで家を建てるぐらい稼ぎたい」と意気込んだ。

 ▼5位・諸藤将次 ロングパットを重点的に練習してきた。(ボギーなしの69)
 
 ▼98位・池田勇太 ショットが悪かったのはきょうだけの問題。きのうまではうまく入れていたから。(3バーディー、4ボギー、1ダブルボギー)

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2012年7月27日のニュース