錦織 単複で準々決勝進出「競って勝つのは大きな経験になる」

[ 2012年7月12日 10:26 ]

男子シングルス2回戦でオリビエ・ロクスに勝ち、準々決勝に進出した錦織圭

 男子テニスのホールオブフェーム選手権は11日、米ロードアイランド州ニューポートで行われ、ロンドン五輪代表の錦織圭(日清食品)がシングルスに加え、同じ五輪代表の添田豪(空旅ドットコム)と組んだダブルスでも準々決勝に進んだ。

 第2シードのシングルス2回戦でオリビエ・ロクス(ベルギー)と対戦し、第1セットをタイブレークの末に落としたが、第2セットからサーブが決まりだして6―4、6―2で押し切った。ダブルス1回戦ではカーステン・ボール(オーストラリア)アディル・シャマスディン(カナダ)組に、6―4、2―6で迎えた10点先取のマッチタイブレークを10―7で制し、8強入りした。

 ▼錦織圭の話 第2セットの終わりから、サーブが良くなってきたのが大きな勝因。ダブルスは内容もチームワークも良かった。こういう試合を競って勝つのは(五輪へ向けて)大きな経験になる。

 ▼添田豪の話 (錦織とのペアは)あまり久しぶりという感覚や違和感はなく、最近組んだようなプレーができた。いきなり本番を迎えるより、何試合かできて五輪に臨む方が感覚的にもいい。勝ってもう1試合できるのはすごく大きい。(共同)

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2012年7月12日のニュース