千代大龍 注文相撲に悪びれず「飛ぶのは好き」

[ 2012年5月11日 20:11 ]

大相撲夏場所6日目

(5月11日 両国国技館)
 新入幕の千代大龍が注文相撲で1敗を守った。立ち合いで左へ大きくジャンプ。バランスを崩した碧山を押し出した。変化の白星にも「飛ぶのは好き。変化して負けたら意味がない」と悪びれない。思い切りの良さも快進撃の一因だろう。

 春巡業中に右足首を剥離骨折。初日からの出場も危ぶまれていたが「土俵に上がると痛みはない」と勝負への集中力でカバー。「5勝1敗は出来過ぎ」と話すが、ふてぶてしい23歳はまだまだ満足していないはずだ。

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2012年5月11日のニュース