英国五輪委 永久追放の正当性主張CASに提訴

[ 2011年12月13日 23:36 ]

 英国オリンピック委員会(BOA)は13日、ドーピング違反歴がある選手を五輪代表から「永久追放」する同国の選考規定が統一コードに違反するとした世界反ドーピング機関(WADA)の判断を不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に正式に提訴したと発表した。BOA、WADAとも来年4月末までの裁定を求めている。

 WADAは、BOAの選考規定をドーピング違反に科せられる資格停止とは別の処分とみなし、同一の違反で2度処分することを認めない統一コードに適合しないとの見解を11月に示した。これに対し、BOAは規定はフェアプレーの価値を守るためのものと主張し、反発していた。(共同)

続きを表示

2011年12月13日のニュース