大阪・神戸マラソン　第２回は「同日開催」

　第２回大阪マラソンと第２回神戸マラソンがいずれも来年１１月２５日に開催されることが決まった。大阪府、兵庫県などが１３日、それぞれ発表した。参加者総数は５万人を超える見通しだが、抽選倍率が高く「併願」するランナーも多いため「調整不足」との声も出ている。

　募集要項などは大阪マラソンが年明けに、神戸マラソンは来年４月までに決まる。

　第１回大阪マラソンは１０月３０日に開催し、大阪城や通天閣など市内の名所をめぐるコースを約３万人が走った。一方、１１月２０日に開かれた第１回神戸マラソンには約２万３千人が参加した。

　第１回大阪マラソンではフルマラソン１５万人以上が応募。第１回神戸マラソンはフルマラソンと距離が４分の１のクオーターマラソンに計約７万７千人が申し込み、いずれも高倍率での抽選となった。

　大阪府の担当者は「事前の調整不足で日程が重なってしまった。今後は十分に協議していきたい」と話している。一方、神戸マラソン実行委員会事務局は「会場の都合があり日程は１年以上前から決めていた。同時開催となった以上は互いに関西を盛り上げたい」としている。