ドナルド逆転V 史上初「米欧」賞金王も見えた!

[ 2011年10月25日 06:00 ]

ドナルドダックに祝福されるルーク・ドナルド

 米男子ゴルフツアーの最終戦チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシックは23日、米フロリダ州レークブエナビスタのマグノリアGC(パー72)で最終ラウンドを行い、13位から出た世界ランク1位のルーク・ドナルド(33=英国)が64と爆発し通算17アンダーで逆転優勝した。

 ドナルドは史上初となる米欧両ツアーでの同年賞金王を目指して大会に緊急参戦。最低でも2位以上という厳しい条件をクリアする奇跡的なドラマを見せた。首位と5打差でスタートして前半を終えてもまだ4打差。しかし、10番からの6連続バーディーで一気に首位に浮上。「やるかやられるかだった。選手生活でも最高の勝利だ」と狙い通りの初戴冠を喜んだ。

 欧州ツアーでも385万6394ユーロ(約4億719万円)を稼ぎ、2位のロリー・マキロイに約131万ユーロ(約1億3832万円)の差をつけ賞金王争いのトップを独走、快挙達成の可能性が高まった。今田竜二は通算8アンダーの28位で賞金ランキングは90位。タイガー・ウッズは同ランク128位に終わった。

 ≪重複大会で好成績≫ドナルドが欧米2つのツアーの賞金ランキングで1位になっている背景には、メジャー4大会と世界選手権シリーズなど両ツアーの重複トーナメント(計7つ)での好成績によるところが大きい。アクセンチュア・マッチプレー選手権では優勝。このほか4つの大会でトップ10(2位、4位、6位、8位)に入っており、効率良く賞金を稼いでいる。

続きを表示

2011年10月25日のニュース