右肘痛が響き…伊藤フルセット惜敗 8強ならず

[ 2011年10月6日 06:00 ]

シングルス2回戦、バーナード・トミック(左)に敗れ、試合後に握手をする伊藤竜馬

楽天ジャパン・オープン第3日

(10月5日 東京・有明テニスの森公園)
 シングルスの日本勢で唯一2回戦に進出した世界ランク130位の伊藤竜馬(23=北日本物産)は、同58位のバーナード・トミック(18=オーストラリア)と対戦。フルセットの末に今年のウィンブルドン8強に逆転負けを喫し、日本勢では06年大会の鈴木貴男以来5年ぶりとなる8強入りを逃した。これで日本勢はシングルスから姿を消した。

 最後は今大会絶好調だったバックハンドがネットに掛かり万事休す。最後まで粘った伊藤だが、第1セット途中で痛くなったという右肘の影響でサービスとフォアに切れを欠き、脚がつった相手を攻めきれなかった。「マッサージと痛み止めを使って第2セットで回復を待ったんですが」と伊藤。それでも今大会は日本勢で唯一、シングルスの2回戦に進出した23歳は「自分を信じられるようになってきた。(世界ランク)50位以内に早く入りたい」と手応えを口にした。

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2011年10月6日のニュース