為末、五輪出場へ再出発 砂浜や高地で走力強化

[ 2011年9月14日 19:30 ]

 陸上男子400メートル障害の日本記録保持者、為末大(a―meme)は14日、来年のロンドン五輪での復活に向け、砂浜や高地での練習を取り入れる考えを明らかにした。通常の練習環境より、慢性的なアキレスけんの痛みを和らげる効果があるという。

 2年前から米西海岸に拠点を移している33歳の為末は、渡米前に成田空港で取材に応じ「五輪で決勝進出を目指し、もう一回のし上がりたい」と意欲を語った。4日まで韓国の大邱で開かれた世界選手権は出場を逃し、テレビ解説者を務めた。過去に銅メダルを2度獲得した専門種目について「まだ付け入る隙がある」との感触を話した。

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2011年9月14日のニュース