国士舘 決勝で苦しみながら2連覇

[ 2011年8月10日 19:28 ]

全国高校総体第14日

(8月10日 秋田県など)
 柔道男子団体の国士舘は決勝で苦しみながら2連覇。昨年のユース五輪金メダルの五十嵐が5月に左膝前十字靱帯を断裂するなど主力が負傷を抱える中での優勝に岩淵監督は「冷や冷やしたけど価値がある」と苦笑いしながら喜んだ。

 決勝で対戦した作陽とはよく合同練習をしていて研究されていたが、中堅の小川が場外ぎりぎりでの大外刈りで一本勝ちして逃げ切った。貢献した小川は「自分と乱取りをしていて五十嵐はけがをした。あいつの分もと思っていた」と興奮を隠さなかった。

続きを表示

2011年8月10日のニュース