どうなる東京招致 竹田会長「勝てる方程式できなければ…」

[ 2011年7月7日 11:06 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は6日、東京が招致に意欲を示す2020年夏季五輪について、18年冬季五輪の開催都市に平昌(韓国)が選ばれた影響を分析し、勝算が薄いと判断した場合は立候補を見送る可能性があることを示唆した。

 竹田会長は「平昌の当選を受けても、2年後にアジアの都市に勝算があると判断できれば立候補すべきだ」とした上で「トータルに判断して勝てる方程式ができなければ立候補しないこともある」と述べた。さらに「20年の立候補をやめた場合、24年にはどの都市が出てくるのかなど、すべての要素を考えていきたい」と語り、国際オリンピック委員会(IOC)関係者の意見を聞きながら検討する方針を示した。

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2011年7月7日のニュース