現役五輪選手初!佐々木、現地で被災者支援

[ 2011年3月30日 06:00 ]

佐々木明

 アルペンスキー五輪3大会連続代表の佐々木明(29=チームエムシ)が29日、東日本大震災の被災地・仙台で援助活動を行った。

 スキーヤーが中心となって集めた防寒具を送るトラックに同乗した佐々木は28日に現地入り。29日は支援物資を避難所に運ぶ活動に直接従事した。アスリートによる支援活動が続いているが、現地入りしボランティアとして活動した現役の五輪代表選手は佐々木が初めて。

 震災発生時に欧州に滞在していた佐々木は、各国のアルペンスキーヤーにメッセージを発信し「スキーヤーズ・ヘルプス・ジャパン」を結成。すでに、五輪金メダリストのアルベルト・トンバ氏(44)ら多くの選手が趣旨に賛同し、募金にも参加しているという。佐々木とともに活動する元五輪代表の岡部哲也氏(45)は「物資の次はどういう活動が必要か考えていきたい」と話している。

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2011年3月30日のニュース