陸連幹部「あっぱれ」川内が与えた“衝撃”歓迎

[ 2011年2月28日 06:00 ]

東京マラソン

(2月27日 東京都庁前~臨海副都心の東京ビッグサイト)
 陸連幹部は2選手が同時に2時間10分を切ったレースを評価しつつ、川内が与えた“衝撃”を歓迎した。

 「トレーニング方法は1つの方程式ではない。実業団の指導者も個別メニューの原理に立ち返ってくれば、川内みたいな選手が再発掘されると思う」と沢木啓祐専務理事。木内敏夫・長距離ロード特別対策委員長代行も「マラソンは素質だけで走れるわけではない。いい意味でハングリーさを持った選手が、とてつもない走りをしてくれるケースがある。あっぱれだと思う」と話した。

 ▼ハイル・メコネン(男子優勝、エチオピア)世界でも最も大きなレースの一つに勝ててうれしい。エチオピアには優秀な選手がたくさんいるが、ロンドン五輪の代表に入ってメダルを獲りたい。

 ▼タチアナ・アリャソワ(女子優勝、ロシア)勝てるとは思っていなかった。ゆっくりしたテンポで入って先頭集団には入らなかったけど、ずっと前が見えていた。

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2011年2月28日のニュース