富士急 ソチ目指し「チームフジヤマ」発足

[ 2010年8月10日 06:00 ]

富士急のカーリング部「チーム・フジヤマ」発足記者会見で、ポーズをとるメンバーら。右から小林宏監督、小穴桃里、松田敦子、園部淳子、山下知恵理、富士急の堀内光一郎社長

 スピードスケートの強豪・富士急が9日、カーリング部「チームフジヤマ」の発足記者会見を山梨県富士吉田市で開いた。

 小林宏監督は「大企業の支援をいただいて日本のカーリングシーンを変えられると思う」と決意表明し、14年ソチ冬季五輪出場を目指す考えを明らかにした。解散したチーム長野のメンバーとして五輪出場を目指してきた園部淳子(29)は「また五輪を目指せると、うれしくて泣いた」と感無量の様子。新規参入を決めた富士急の堀内光一郎社長は「わたしたちは富士山の周辺で氷とともに育ってきた。氷上スポーツを楽しむ人を増やすことが企業責任」と、スケート部同様の全面支援を約束した。園部は社員として富士急入り。23歳の松田敦子(帯広畜産大)、21歳の山下知恵理(青森県立保健大)の2人は卒業後に富士急入りする予定。山梨・駿台甲府中3年の小穴桃里を合わせた4人で活動する。

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2010年8月10日のニュース