競泳代表が合宿公開　古賀、泳ぎに手応え

　パンパシフィック選手権（８月・米カリフォルニア州アーバイン）に臨む競泳日本代表が２９日、東京都北区の国立スポーツ科学センターで強化合宿を公開し、昨夏の世界選手権男子１００メートル背泳ぎ金メダルの古賀淳也（稲泳会）や同２００メートル背泳ぎ２位の入江陵介（イトマンＳＳ）、４月の日本選手権で男子平泳ぎ３冠に輝いた立石諒（慶大）らが精力的に泳いだ。

　来月４～６日にはジャパン・オープンが行われる。腕のかきの改良に取り組んでいる古賀は「（理想の）７、８割まで来た」と手応えを口にし、立石は「恥ずかしいタイムは出せない」と抱負を語った。日本選手権は右足首のねんざで思うようなタイムが出なかった入江は「まだ違和感がある」と不安をのぞかせた。（共同）