最後の最後で4位から逆転!兵庫が優勝

[ 2010年1月24日 14:54 ]

ガッツポーズでゴールに向かう兵庫のアンカー・竹沢健介。後方は2位の福島・佐藤敦之

 第15回全国都道府県対抗男子駅伝は24日、広島市平和記念公園前発着の7区間48キロで争われ、前回2位の兵庫が2時間20分2秒で3年ぶり3度目の栄冠に輝いた。

 第4回大会以降すべて1けた順位の兵庫は、アンカーを務めた北京五輪5000、1万メートル代表の竹沢健介(エスビー食品)が終盤、初優勝を目指す福島との白熱した競り合いを制した。
 6区を終えた時点で4位の竹沢は無理せずに少しずつ首位との差を縮め、最後に持ち味のスピードで競り勝った。チームに区間1位の選手はいなかったが力は安定していた。
 福島がアンカー佐藤敦の好走で2位に食い込んだ。一時独走状態に入った埼玉は3位。3連覇を狙った長野は4、5区で失速した。

 昼下がりのスタート時で気温9度。冬晴れとなったレースには主催者発表で30万人の観衆が詰め掛け、声援を送った。

続きを表示

2010年1月24日のニュース