大麻問題で引責の間垣、大嶽両親方が昇格

[ 2009年2月2日 17:14 ]

 日本相撲協会は2日の理事会で、いずれも弟子が起こした大麻問題の引責で2階級降格していた間垣親方(元横綱二代目若乃花)と大嶽親方(元関脇貴闘力)をそれぞれ1階級昇格させた。両親方とも不祥事から半年も経過しておらず、批判の声も予想される。

 昨年8月に大麻所持容疑で逮捕された元若ノ鵬の師匠だった間垣親方は、理事から委員に降格していたが、役員待遇委員に上がった。昨年9月の尿検査で大麻に陽性反応を示した元露鵬を弟子に持っていた大嶽親方は委員から平年寄に下がっていたが、主任になった。
 武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「本人たちは反省しており、社会的制裁も受けた。今までの協会への功績を含めて1階級上げた」と説明している。

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2009年2月2日のニュース