岡部がＷ杯へ　スキー連盟の伊藤会長が明言

　全日本スキー連盟の伊藤義郎会長は１２日、バンクーバー五輪のテスト大会としてカナダのウィスラーで２４、２５日に開催されるジャンプのワールドカップ（Ｗ杯）個人第１６、１７戦に今季国内で好調の３８歳、岡部孝信（雪印）を派遣すると明かした。

　調子が下降気味の竹内択（北野建設）との入れ替え。当初はメンバー交代の予定はなかったが、Ｗ杯組も参加した１１日までのコンチネンタル杯３連戦で岡部が２勝を挙げるなど活躍したため、起用を１１日に決めた。
　残りは開幕からＷ杯を転戦している葛西紀明（土屋ホーム）渡瀬雄太、栃本翔平（ともに雪印）湯本史寿（東京美装）伊東大貴（サッポロスキッド）の５人。世界選手権（２月１８日開幕・チェコ）代表５人は登録締め切りの１月３１日に決める方針。