朝青龍、初場所出場!初日は“苦手”稀勢の里

[ 2009年1月9日 09:24 ]

横綱朝青龍

 左ひじのけがで昨年11月の九州場所を全休し、3場所連続休場中の大相撲の西横綱朝青龍(28)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋=が9日、初場所(11日初日・両国国技館)に出場することが正式に決まった。初場所は進退を懸けての土俵となる。

 朝青龍は場所前から不調を露呈しており、初場所への出場か休場かの決断が注目されていた。日本相撲協会の放駒審判部長(元大関魁傑)は「けいこ場と本場所の一番は全然違うから、出て勝負するのも一つの考え。(進退を)最終的に決めるのは本人だ」と話した。
 9日午前に両国国技館で開かれた取組編成会議で、朝青龍は初日に苦手の小結稀勢の里と対戦することになった。朝青龍は最近1年間で稀勢の里とは2勝2敗の五分。2日目は琴奨菊と対戦する。
 初の4連覇を目指す横綱白鵬は初日に小結豊ノ島、2日目に旭天鵬の挑戦を受ける。新大関の日馬富士は初日に嘉風と対戦する。他の大関陣の初日は、史上最多タイの12度目のかど番で臨む魁皇は雅山、琴欧洲は旭天鵬、千代大海は琴奨菊、琴光喜は関脇安美錦と顔が合った。十両以上の初日からの休場者は3場所ぶりにいなかった。

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2009年1月9日のニュース