元若ノ鵬「八百長を強要された」法廷で証言へ

[ 2008年9月29日 10:16 ]

記者会見する元幕内若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン元力士

 大麻所持容疑で逮捕され、日本相撲協会を解雇された元幕内若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン元力士(20)は29日、東京都内で記者会見し、現役時代に八百長を強要されて応じたと話し、八百長疑惑記事による名誉棄損で相撲協会と民事訴訟で争っている「週刊現代」の証人として法廷で証言する意向を表明した。

 ガグロエフ元力士はロシア語で「幕内に上がるとアンフェアな取組を強いられ、お金を渡された」と話したが、詳細は裁判で説明するとした。角界復帰を希望する姿勢に変わりはないと強調し「相撲界をきれいな世界に戻したい」と語った。
 また「本当に大麻を吸っている力士や親方を処分しないのはどういうことかと思う」と述べた。
 週刊現代側は朝青龍が出廷する10月3日の裁判で証人申請する予定。
 ガグロエフ元力士は解雇が厳しすぎるとして処分の無効を訴え、地位確認を求めて東京地裁に提訴している。

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