内村は床、冨田はあん馬でともに5位

[ 2008年8月17日 19:34 ]

男子床運動決勝で5位に入り、引き揚げる内村航平

 【北京五輪 体操】男女の種目別決勝を行い、男子の床運動で内村航平(日体大)は前方系の跳躍シリーズでミスが出て、15・575点の5位。団体総合、個人総合の銀に続く3個目のメダル獲得はならなかった。鄒凱(中国)が16・050点で優勝した。

 あん馬は世界選手権3連覇の肖欽(中国)が15・875点で初優勝し、冨田洋之(セントラルスポーツ)は5位だった。
 女子の跳馬はホン・ウンジョンが15・650点で優勝し、体操女子で北朝鮮に初の金メダルをもたらした。

 ▼冨田洋之の話 しっかりと練習してきたことを、精いっぱいできたのでよかった。(個人総合のつり輪で落下し)昨日までだいぶ痛みがあったが、きょうは引いていたので大丈夫だった。

 ▼内村航平の話 失敗してしまったので何とも言えないけど、失敗したところ以外は止められたのでよかった。(ミスは)止まりづらいところだったので、考えすぎて力が入ったかもしれない。きょうの経験を4年後のロンドンにつなげて、次はもっと上に行けるようにしたい。(共同)

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2008年8月17日のニュース