出た桃子ポーズ!自信になった11位

[ 2008年5月20日 06:00 ]

 USLPGAツアーのサイベース・クラシック最終日は18日、米ニュージャージー州クリフトンのアッパーモントクレアCC(6413ヤード、パー72)で行われ、上田桃子(21=ソニー)が2アンダーの70で回り、通算5アンダーで11位となった。宮里藍(22=サントリー)はパットが不調で4オーバーの76と崩れ、通算1オーバーで42位に沈んだ。首位で出たロレーナ・オチョア(26=メキシコ)が通算10アンダーで大会3連覇となる今季6勝目、ツアー通算23勝目を飾り、生涯獲得賞金は史上最速で1200万ドル(約12億4800万円)を突破した。(クリフトン・宮下幸恵通信員)

 突然ポツポツと雨が降り出した18番で、上田は4メートルのバーディーパットをねじ込んだ。「入れるしかないライン。あれで気持ちよく上がれました」。最後は桃子らしい力強いガッツポーズでフィニッシュ。11位と上位に食い込んだ。
 「2週連続予選落ちでナーバスになっていたけど、これで自信になる」。5週間続いた大会もひと区切りつき、次週は待ちに待ったオフ。過ごし方については「ニューヨークで洋服とか買い物もしたいし、ボストンに行って(レッドソックスの)松坂(大輔)さんも見に行きたい」とメジャーリーグ観戦も予定している。「オンとオフの切り替えをうまくして、ゴルフにつながるいいオフを過ごしたい」と足取り軽くコースを後にした。

 ≪42位終戦…宮里次は休養≫10位でスタートした最終日だったが、最後の最後で宮里に欲が出た。「入れたい気持ちが強すぎた」と3番で3パットのボギーとするなど4ボギー。76と崩れ、42位に急降下した。プロ入り初の5週連続出場に「ここ2週間、集中力がいまひとつだった。もう(5週連続は)ないです」と過密日程を反省。次週は欠場し、休養に充てる。

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2008年5月20日のニュース