首位守った!ルネサス高崎開幕7連勝

[ 2008年5月12日 06:00 ]

 日本女子ソフトボール(スポニチ後援)の第3節最終日は11日、各地で6試合が行われ、全勝のルネサス高崎はデンソーに逆転勝ちし、開幕7連勝で単独首位を守った。豊田自動織機はレオパレス21に完封勝利し、日立ソフトウェアも戸田中央総合病院に5―2と逆転勝ちし、それぞれ1敗で続いている。

 <エース上野打たれヒヤリ>ルネサス高崎のエース上野が初回に3失点と大誤算。それでも、同点に追いついた後の6回に岩渕が右中間へ決勝3ラン。バットを短く持ち替えてのひと振りに「しっかり振ればポテンと落ちるやつもあるので思い切って振っただけ。でも最高の気分です」と満面に笑みを浮かべた。マネジャーを兼ねる主砲の活躍に救われた上野は「初回は制球を意識しすぎて手投げになっていました」と無傷の7勝目にも反省しきりだった。

 <日立ソフトウェア“昨年の薬”が効いている>先行を許しても冷静な試合運びで逆転勝ち。藤本監督は「昨年の苦い経験(6位)が、選手だけでなく私にもいい薬になっている」と満足げに話した。開幕7試合を6勝1敗で終えたことにも手応えを感じている様子で「決勝トーナメントに進むだけでなく、これからはどうしたら優勝できるかを考えながら進んでいきたい」と8年ぶりの優勝を見据えていた。

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2008年5月12日のニュース