世界新連発のスピード社水着を調査

[ 2008年3月26日 06:00 ]

 2月中旬から24日までに生まれた競泳の世界新13のうち、12をスピード社製の最新水着を着た選手が樹立したことで、国際水連が「水着と浮力の関係」の調査に乗り出した。米航空宇宙局(NASA)なども開発に協力した極薄、超軽量で撥水(はっすい)性に優れた素材を使用。疑問視の声に同社の幹部は「国際水連が公認しているのだから誰が着てもOK」と強気だ。日本代表の水着は12年までミズノ、デサント、アシックス3社と合意しており、スピード社の製品は着られない。ある関係者は「世界で一番記録が出ている水着を日本選手が着られないのはどうか」と疑問を投げ掛けている。

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2008年3月26日のニュース