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「なぜ真珠湾攻撃を知らせてくれなかったのか」イラン攻撃巡りトランプ氏が言及  高市首相一言も発さず

[ 2026年3月21日 05:30 ]

日米首脳会談

 トランプ米大統領は会談冒頭で、イランへの攻撃を巡り旧日本軍の真珠湾攻撃に言及した。日本の記者から対イラン攻撃を日本などの同盟国に事前に知らせなかった理由を問われ、奇襲を成功させるためだったと説明。「日本ほど奇襲に詳しい国はない。なぜ真珠湾攻撃を知らせてくれなかったのか」と冗談めかして語った。発言を受け、米側関係者からは笑い声が起きたが、高市早苗首相は一言も発さず、目を大きく見開いていた。

 トランプ氏は、イラン攻撃では奇襲によって想定よりも多くの損害を与えることに成功したと誇示。「みんなに知らせたら奇襲ではなくなってしまう」と述べ、同盟国に事前通知しなかったことを正当化した。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、戦後日米が和解に取り組んできた経緯を踏まえ、歴代の米大統領は日本の首相を前に、真珠湾攻撃について多くを語るのを避けてきたという米国の日本専門家の声を紹介。今回の発言について、トランプ氏が繰り返す「外交的慣例の無視」の一例だと同紙は指摘した。

 日米は1941年12月の真珠湾攻撃を機に開戦。トランプ氏は2018年6月に安倍晋三首相(当時)と会談した際も、難航していた通商問題の協議を始める際に「真珠湾攻撃を忘れないぞ」と述べたと報じられている。

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